No.63『シンガポール訪問』
気温5℃の成田空港を経って、到着したシンガポールは32℃だった。単純に暑い・・・木曜日の深夜(つまり金曜の午前1時)に到着した小生を、U兄が迎えに来て下さった。他でもない、今回のシンガポール訪問の最大の趣旨は、金沢キリスト教会シンガポールセルと洗礼式である。「毎月一人の受洗者!」は、今年も金沢キリスト教会の大きな宣教のビジョンでもある。イエスキリストを信じ、救われ、神の子なり、洗礼を受けるという素晴らしい恵みをどこまでも小生は大切にしたいし、拘りたい。
U兄一家がシンガポールに香港から引越し、既に8ヶ月が経った。一家は金沢キリスト教会のインターネットで私たちと一緒に礼拝を忠実にされている。また尊い献金を捧げられている。年末に、末娘のお嬢さんが洗礼を受ける、という話になり、今回シンガポール訪問することになった。1月は、韓国、イスラエルと続く3度目の海外出張であるが、そんなによく出ますね?とは誰も小生の周囲では言わない。どれほど小生が宣教に拘り、金沢キリスト教会会員に対して牧会の思いを持っているのかを教会員の誰もが熟知しているからである。その意味で、家内は小生をよく支え、祈り、応援してくださる最良の妻である。もし彼女が私の妻でなければ、小生はこのように大きく神様の働きをすることは出来なかっただろう。
明けて金曜日、シンガポールの中心地へ案内された。中心地を一望できる観覧車に乗り、シンガポールを大枠で理解する。夕方に小生の友人であり、敬愛するデール・リム師(Evangel Family Church主任牧師)からお招きを受け、金曜日夜のユースの集会にて説教をした。300人はいただろうか。少しUth Challengeよりシャイではあるが、一心に説教に傾聴した。ま、傾聴しなければ内容をキャッチできなかったのかもしれない・・・苦笑。 説教しながらも小生は金沢キリスト教会の背後の祈りを痛感していた。痛感しながら語ったという方がより正確な表現である。実は、1月のハードなスケジュールに体調も若干弱さを覚えていたが、そこは伝道者魂の所謂「気合い」だ。どんなときにもGO!GO!と内なる人が肯定的に積極的に小生を励ます。今年のUth Challengeのテーマは、SPARK your DNAである。S: super national, P: passion, A: aggressive, R: radical, K: knowというコンセプトを兼ね備え、Uth Challengeは「奇跡S」の神を「情熱P」を持って、「積極的A」に「徹底的R」に「知る・体験K」ことを目指す、というものである。そして同じように仲間に対しても同じように接する。このテーマが、小生を宣教に駆り立てる。
しかし同時に肉体は常に強いわけではない。主の力が継続的に注がれない限り、燃え尽き症候群になる。これは小生の周りでも死ぬほど見てきた。今回の体の疲れは、英語力に顕著に出た。聞き取れないのである。聞き取れないというか、体が「英語」を聞こうとしない。ということは、「話す」ことに対してもどことなく消極的であり、流暢に話すのに困難を覚えた。所謂疲れているときには、面倒くさいことは体が水面下で拒否しているか、その機能を低下させているというものである。教会でデール師に会ってもなかなか英語力が発揮できない。説教のコンセプトはしっかり頭にある。しかし表現するツールである「英語」に不自由さを正直覚えつつ、講壇に上った。しかし、背後の祈りは力強い。そこに聖霊の油注ぎがあった。ペンテコステ信仰の醍醐味は、「語る」力である。それも元祖ペンテコステは「外国語」で主を褒め称えたのである。説教は45分以上続いた。英語が次から次へと出る。発音が良いのではない。メッセージがドライブして人々に語れたのだ。この状況に語ったもの自身が一番認識していた。これは聖霊の力である!と。DNAはSPARKしている瞬間である。200人以上のユースがメッセージの後、前に出て祈りを捧げた。
⇒ 続きは次回