No.43 『Uth Challengeカンファレンス』 (2)

Uth Challengeカンファレンス2ndは、祈りと周到な準備のうちに進められてきた。兄弟姉妹の祈りと献身的奉仕に主が油を注ぎ、主ご自身の業が展開された。

 

のっけから飛ばした!これが一番ただし表現だろう。Uth Challengeカンファレンス1夜目、セッション1、力強いワーシップでスタートを切る。祈り備えてきたカンファレンスは、時が満ちるに及んでここに開花した。セッション1直前までどのような集会が繰り広げられるのか、好奇心をもって見つめていたJMJay Mooney)師の体が、リズムを刻み始めた。両手は、ゴーゴーダンスの振り付けであり、ちょっと時代遅れの動きであるが、明らか21世紀のサウンドに乗っている。満面の笑みが毀(こぼ)れつつも、視点はステージではなく、会衆を見張っていた。隣に立つJM師は、時々、「Yes, Jesus!」と連呼する。遂にワーシップは頂上へ上りつつある。セッション1はステージにゲストスピーカーJM師を迎える。ステージに上がったJM師は、通訳者に耳打ちする。通訳者は瞬間苦笑するが、その任務遂行に入る。何が起きたのか?!小生は知っていた。JM師は、セッション1のワーシップで取り扱われ、メッセージを変更したのである!!

 

メッセージそのものは、ノンクリスチャンを対象にしたシンプルな伝道説教だった。彼らに福音は直球で投げられた。師は語り終え、招きへと進む。もっとも感動的で緊張の走る瞬間である。主イエスを受け入れる魂に、右手を上げるようにChallengeする。何人も手を挙げる。しかし、師は更に精査する。今日、今日初めてイエスキリストを受け入れる人?!と明言する。ここに小生の伝道者魂が燻(くすぶ)られる。多くの伝道者は、適当に手を挙げるならそれでヨシにしたい。目に見える結果がそこに既にあるのだ。しかし、師は更に突き進む。コアに拘る。伝道集会だ、伝道集会の収穫、それは初めてイエスキリストを受け入れる魂への情熱である。師は最決心を大切にしつつも、それ以上に初めて救いを受けようとしている魂へ渾身の力をこめて福音のコアヴァリューを突きつける。

 

まるでそれは、侍ジャパンエース・松坂が、渾身の力を振り絞ってキャッチャミットへ投げ込むが如くだ誰にも文句は言わせないこの希薄は、単なる維持ではない。実力が伴う。歴然とした存在感をともなって、直球の玉は放り込まれる。魂のこもった玉は、物理学上、その持つ質量は変わらない。勿論、初速度と玉のスピードは、その玉が持つ力に影響を与えるが、バッターの心理には、それ以上の「凄み」が上乗せされる。つまり、気合だ!この気合の一球入魂が、バッターボックスを完全に支配し、そのバットは空を切る。師の説教はまさにそのようなものだった。まさにChallengeの直球勝負であった。

 

結果、(スリー)・ストライク!3人の若者がイエスキリストを受け入れ、前に出た。主イエスキリストを救い主として受け入れた瞬間である。感動と喜びが渦をなす。聖会会場のスタジアムは、更に祈りへと傾れ込む。祈りは止められない。一度動き出した霊のモーメントを誰が止められよう。誰もが翌日のUth Challengeを期待した。

                            金沢キリスト教会牧師 船津信成

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