No.42 『Uth Challengeカンファレンス』 (1)

今年も、第2回のUth Challengeカンファレンスをもてる運びに聖霊が導いてくださっておられることを感謝する。今年のUth Challengeカンファレンスの目玉は、米国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団、青少年伝道部長であるJ. Mooney師(ムーニー師)の来日である。勿論、師の来日は初めてであり、師も日本宣教に重荷を負っていらっしゃった主の器である。

 

師との出会いは、2年前のジャカルタでもたれたYouth Aliveに遡る。金沢キリスト教会より小生の他に5人が参加した。当初は、教団青少年伝道委員会の一員として、部長が欠席するために、白羽の矢は部員の小生へ「自費」で参加しろと、誠に「慈悲」深い業務命令を拝命した。正直、ちょっぴり東南アジアは、専門分野ではなく、英語教会の雅子師にこのエリア担当営業を一任していたのだが、そうもいかなくなり、金沢キリスト教会のある壮年からは、「ノブナリ先生、しっかり現地のものを食べてきてくださいよ!」と半分茶化されながらも、赤道直下の国へ飛んだ。

 

ご存知、世界で一番イスラム色の濃いこの国では、ある地方において、未だに歴然とクリスチャンは迫害され、教会は焼き討ちにあい、牧師が虐殺されている!しかし、極右翼の当局の者たちは警察には黙認するように指示するこの国に、神は何をなさろうとしているのか・・・ビビリながらも、半信半疑の渡航となった。金沢キリスト教会の主管者の四文字熟語は「安全第一」であるので、そのことには最新の注意を払った。つまり、危険なことにはクビを突っ込むな、ということである。あまり海外宣教向きではないのか・・・その辺は追及しないところが、この教会の趣(おもしろ)いところだ。

 

大会は、東南アジア十数カ国より7,000人を招いて、開催された。イスラム社会の中で、これほど堂々としたカンファレンスはあるのだろうか?!驚いた。圧倒的な聖霊の臨在は、施設の外の緊張感と別の、霊の緊張感へと会衆を導く。各国のユース伝道の第1人者がみ言葉を語る。マシンガンのように、ユースにこれでもかと語る。ワーシップは半端じゃなかった。欧米ワーシップの影響を受けている小生や金沢キリスト教会にとて、アジアンPowerを感じさせる独特のワーシップが押し寄せた。完全に受肉したワーシップに小生は、宣教のContextualization(文脈化)を実感した。例えで言えば、オリジナルはイタリアンであるアメリカのピザ、オリジナルは中華の日本の餃子、オリジナルはインドの日本のカレーライスである。完全に文脈化されたものは、その土地に根ざし、その土地の文化と一緒に花を咲かせる。信仰のプレゼンテーションを見事に出力した瞬間である。

 

その激しい渦の中で、一際冴えわたるリーダージップを発揮し、各国のユース伝道リーダーたちに圧倒的な存在感とレスペクトを集めたのが、このJ. Mooney師であった。彼自身は、激辛韓国料理のような、または異彩を放つピリカラ・トムヤンクンのような赤々した「激」さは無い。むしろ物静かで上品から洗練された雰囲気を漂わせる。静かなまなざしに、襟付きのラルフローレンのポロシャツを着こなす。しかし内なる人は、鉄工所の溶鉱炉のようにガンガン燃えている。まるで小生のようだ。同じ匂いがした。間違いない!

 

鉄は鉄を研ぎ、友はその友によって研がれる。聖書の真理だ。小生は本当に自然体で彼に近づいてこう言った。

"Hi, good see you, Jay. I am from Japan, NOBU. I would like to welcome to Japan to preach, encourage, and charge Japanese young generation. Do you want to come to Japan?"

初めての人に話す内容では決して無い。しかし彼はこう応えた。

"Yes, I do go to Japan! Nobu, you are my partner."

大物たちは、時に重要な"パートナー"を選ぶに即決する能力を持つようだ。

                            金沢キリスト教会牧師 船津信成

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